2013年1月26日土曜日

ロミオは雄大鷹なんだよ〜。

論文がひとまず休憩に入ったので、前回書いたとおり、この英国鳥人図書館について書こうと思います。長いですが、おつきあいしていただけたら幸いです。

劇団名から説明しますと、この劇団名は、もともとは自分が書いていた戯曲の題名でして、二十本近いシリーズものでした。
中身としては、不思議な鳥達とそれにかかわる人間達の物語。まあだいたいは鷹や猛禽類をモデルにした鳥達で、人間側は鷹匠をモデルにした架空の職業集団でした。
つまり、鳥と人が一体になるってことで、鳥人なんです(笑)
この戯曲では毎回主人公も舞台である国もかわり、冒頭は決まってその物語を集めた英国鳥人図書館という図書館からはじまるって感じのものでした。
なぜイギリスかというと、イギリスは現在でも鷹匠が沢山活動しており、歴史もある鷹匠大国だから。そして何といっても、偉大なるウィリアム・シェイクスピアが作中で鷹匠や鷹狩について多くの記述を残しているんです。そんな国なら、摩訶不思議な鳥と人間の物語を集めた図書館、鳥人図書館を持っていても不思議ではないと、イギリスにしたんだと思います。うろ覚えですが。まあ自分がイギリスに何度か行ったことがあり、親近感があったことも理由にあるのかな?

話が前後しちゃうんですが、この劇団をつくったきっかけは、自分が鷹匠の弟子として経験したことを一般の人にも伝えたいと思い、その際に自分が一番知っている表現方法である演劇を選んだからです。自分の好みが映画だったら映画だったろうし、小説だったら小説だったんだろうけど、やはり生の空気をダイレクトにあたえられる舞台を選んで成功だったと今は思います。
そして前の劇団にいたころに知り合ったうみとつくったのが、この劇団です。
その際に色々と劇団名は考えたんですが、鳥(鷹)と人が一体になる鳥人の物語を描いていた英国鳥人図書館を思い出し、コレに決めました。
ポスターにしてみたら一番カッコ良かったってこともありますがね。。
そして結成後つぐみが入ってくれたおかげで、なんとか第一回公演ができそうです。
その舞台については次回書こうと思います。