2013年2月28日木曜日

血は立ったまま眠れるものを

ご無沙汰しておりますが、私は生きています。
つぐみん死去か!?と期待した方には申し訳ありません。

大学から、本を読みやがれという指令が来ているので、頑張って読みます。
さっき古本屋で「ギリシャ悲劇入門」なる本があったので、それを課題にして欲しかったと思っています。まあ無理でしょう。
では。

2013年2月24日日曜日

くろいとりとしろいびにーる。

演劇とは何か。
一度は考える問だろうが、これは最早禅問答に近い。
答えは見えそうで視えない。
烏の死骸に似ている。答えがありそうでない。
だがぼくは、一度だけ烏の骸を見たことがある。
それはかなり不自然な格好で、ゴミ捨てばのビニール袋に刺さった形で死んでいた。
朝方ゴミ捨てばで寝ている酔っ払いにちかいポーズである。
その骸からはかなりのインパクトがあたり数メートルにわたって放射されており、一度見た人は自身がとんでもないものを見てしまった、というなんともよくわかない表情で去って行く。だがどの顔も、嫌悪感よりも薄ら笑いが表情に出ていたのが面白かった。
演劇の問も、だからそんなもんなんだろう。
見た人は、きっとちょっとした薄ら笑いをうかべ、誰かに話してやろうなんて思いながらも、やっぱり話すのを躊躇してしまう。それは教室の窓からみた空色の犬に、下校中にみた紫色の夕焼けと同じものだからかもしれない。
では。

2013年2月20日水曜日

読むたまご。

今日も稽古です。今回は大先輩の戯曲や小説をつかい、朗読と朗読劇と一人舞台の違いを検証してみました。
言ってみれば全て同じだと思うんですが、朗読には演出家がいない、朗読と朗読劇では小説などのテキストを持って本番をむかえるが、一人舞台では戯曲を頭に入れておく、このように小さな点だけが微妙に違うと思えます。
が、最近は舞台でもテキストを持ってそれを読むという演出もあるので、大きな垣根はないように感じました。
さて、ぼくらが今回挑戦するのは、朗読劇に近い作品だと思います。
でも、朗読劇と朗読は何が違うんでしょうか?
演出家がいる、いない、〝劇〟とついているかいないか、それだけの違いですが、やっぱりこれが一番の違いだと思います。つまり朗読劇は〝劇〟なんです、まぎれもない。
テキストを朗読のテクニックで読み、その世界を再創造する、それが朗読です。
一方朗読劇は、テキストを演出家の指示にしたがいながら(100%ではないですが)役者のテクニックで読み、その世界を演劇として表現するものだと思います。だから朗読より朗読劇のほうが、表現できる世界が狭いんです。朗読は作品を昇華させますが、あくまで元の作品を尊重します。一方朗読劇は、そこに演出家や自身の役者としての表現方法がプラスされるので、どうしても出来上がったものは演劇になってしまうんですね。その狭さがたまらなく面白いんですが、それはまた今度。
思いつきでここまで書いてきましたが、あらためて読むという行為の奥深さを知った一日でした。そろそろ戯曲を完成させないとまずいな〜。

2013年2月17日日曜日

静かな一日

昨日は本当はお稽古のはずだったんですが、学校で英単語テストをひたすら受け続けるお祭りに参加しなくちゃいけなくなって、急遽なしに…
すみません。
まだ学生業を辞められないのだとしみじみ。
その前日はTOEICだったし、苦手な英語を頑張りました。ほめて!

知り合いが急遽行けなくなってしまったということで、ミクニヤナイハラプロジェクト「静かな一日」を観てきました。
話は正直あんまり入って来なかったのだけど、こういう演出大好きです。
鉄道模型のは真似したいくらい。
いや、あの、将来大きい家に住むことがあったら、鉄道模型部屋が欲しいくらい鉄道模型好きでして。
持ってないんだけど。
全然関係ありませんね、はい。

2013年2月16日土曜日

一人舞台と電信柱の上の鴉。

更新が遅れてすいません。
いやはや、稽古を重ねれば重ねるほど、新しい方向性が浮上し剪定に困る日々が続いております。
今のところ決まっているのは、一人舞台であるということだけ。宣言をしたわけではないのに、まわりはぼくを一人舞台専門の演出家/作家だと思っているらしい。確かに今までつくってきた作品のほとんどか一人舞台だから、そう思われてもしかたがないか。
一人舞台の場合、客席すべての視線が役者に集中すると思われているらしいが、実はそうではなくて、半分またはそれ以上は、舞台装置や大道具などの美術にそそがれる傾向にある。だって1時間、へたしたらそれ以上一人の人間を視続けるってのは、ちょっと異常ですからね。どんなに美男美女でも、視続けているとぶちゃいくに見えてくるものです。
つまり一人舞台とは、美術と人間の声によって形成される、演劇ともちょっと違うジャンルなんですね。
なので今回の舞台も、つぐみの特性を100%いかしながら、舞台美術と調和のとれた舞台をつくらなければならないんですが、これがなかなか難しい。。彼女の声をいかせる舞台をつくるには、もう少しだけ時間が必要かもしれませんね。

2013年2月13日水曜日

スクランブルエッグはいかが?

2日目。
某劇作家の科白を読む読む。
気を抜くとよく真似してる某女優さんになってしまいそう笑
言葉が大事というより、言葉の意味や言葉の背景が大事だよねと改めて。

行きに鶫のような鳥を見かけました。かわゆし。
親知らずが酷い痛みなので近々抜きに行きたい。

2013年2月10日日曜日

点滅、発光体、フリー

昨日初稽古でした。
まだホンが上がっている訳ではないけども。
あーとかうーとか思いながら、蜷川幸雄さんがエチュードのハンガーの掛け方にずーっと怒ってたっていう話を思い出しました。
多分そういうことなんだと。


で借していただいた蜷川版「マクベス」と「コリオレイナス」を観。
豪華キャストと蜷川テイスト演出、ため息が出ます。はわー
唐沢さんがかっこいいというか美しくて、立っているだけで芝居が成立しそうだと思ったり。特にマクベス。
勝村さんもどちらにも出ていますが、科白回しが絶品。「夢から醒めた夢」の夢の配達人やったら凄く良さそう(冒頭で長い口上があるし、祈りと〜のドンのイメージから、ロングコートも似合いそうだと思うのです)。


で今日、バストリオ「点滅、発光体、フリー」を観ました。
「ファンファーレ」で一幕ファーレを演っていた、名児耶ゆりさんが出るということで。
幼さ、というのとは違うけれど、無垢故のグロテスクさやエロスを感じたのは多分私だけなのだけど、志村知晴?を演じていた方(名前分からず)の雰囲気や体型が凄くそういうものを感じさせていて。
元・夢の遊眠社の竹下明子さんも似た感じを持ってるんですよね、生で観たことはないけれど。
全体的にも凄く好きでした。
久しぶりに満足した帰り道。

【追記】志村知晴さんはそのまま役名のようです。彼女の声が良かった。

2013年2月9日土曜日

水掻き。

今日は稽古初日。と言っても戯曲は1ページも書けていないし、いつ発表するかも未定という不安定さ。
しかしそんなグラグラ揺れる図書館を、つぐみががっちりかためてくれました。大満足の稽古初日です。
じつは自分、他人の劇団ばかりで演出をやってきたので、今日が記念すべき自身の劇団の初稽古日だったのです。素晴らしい初日になりました。ただただ感動⇦ある意味親バカ。
作品についてはまた書きます。次の稽古は水曜日。それまでに戯曲を書き上げます。

2013年2月7日木曜日

魚の骨

今日(6日)は初稽古の予定でしたが雪のため延期に。
そんな中、わたくし喉の違和感と戦っております。
のど飴ちゃんと喉スプレーによりだいぶマシにはなりましたんこぶ。
インフルだとか汚染物質だとか騒がれているし、街に繰り出す時はマスク二重にした方が良さそうですね。
皆様もお気をつけ下さいまし。
初稽古は9日になりそうです。

2013年2月3日日曜日

言い訳

記事の編集すると編集した日時で投稿されてしまうのですね…
ほよよ…
(言い訳)

先日とある劇団のお芝居を観たのですが別に書くような内容でもなく。
で、昨日お友達の出たライブに行きました。
ウィキッドとかのハイライトみたいな感じで、知ってる曲だとテンション上がりました。
Defying Gravity歌っている子が上手すぎて、そのままエルファバ出来るんちゃうかと思ったり。同い年とは。
欲を言えば、One Short Dayはエメラルド色の衣装の方が良かったかも。
友達はThe Wizard and I歌ってました。激ムズソングです。
小さい頃から知ってるので、ほよー上手くなったな〜と感心し。
歌もまた頑張なあかんなあと思った次第でありました。

追記
表示上は編集しても記事の順番変わってませんでした、冒頭の言い訳は気にしないで下さい(´Д` )