2013年3月10日日曜日

マクベス

こんばんみ。
こんな時間に投稿とは〜
学校卒業してから、不規則なだいぶアカン感じの生活をいたしております。

先日、野村萬斎さん演出・主演の「マクベス」観てきました。
蜷川演出、唐沢主演のも観ていたので話は分かっていましたが、当たり前だけど全く演出の趣向が違いますね。
蜷川演出が若さとか無垢性を強調していたのに対し、萬斎演出は入れ子構造が印象に残り。
全部魔女たちが引き起こしたようでもあるし、周りの人間を3人だけで演じているから魔女が周りの人たちに化けてマクベス夫妻を導いているようにも見える(キャスト表の役名の表示に魔女1〜3しかなかったのもそのためかと)。
ただ、かなり端折って換骨奪胎しているので、話を知らない人にはチンプンカンプンなのでは…
セットにあしらってある蜘蛛の巣は黒澤明の「蜘蛛の巣城」へのトリビュートだそうです。
他にもシンプルな中に凝った美術や演出があって。
お話が飛び飛びなのと、キャラクターがかなり記号化されていたのとで、演出の趣向を楽しむほうに走ってしまったので少々消化不良感。

これから忙しくなるのでしばらくは何も観られそうにありません。
もうすぐ大学生です、恐ろしや。
おやすみなさい、よい夢を。