2013年5月23日木曜日

アジア温泉

毎年夏なんか来ずに一足飛びに秋が来れば良いと思ってます。
無慈悲な紫外線よ…(´Д` )

新国立劇場へ「アジア温泉」を観に行きました。
韓国と日本の共同製作で、両国の俳優さんたちが出演されている作品。
客席の形(放射状)の所為で声が聞き取りづらく、この劇場に慣れてる役者ならともかく、慣れてない人だとやはり響いちゃって…(勝村政信さんの声が聞き取りづらいとは…Oh…)
日本の舞台女優さんって、演出家の好みもあるんでしょうが、結構型にハマった芝居をしている人が多いけれど、韓国の女優さんは自然体で何物にも染まっていない感じが良かった。
舞台用に声を高く作っていない感じとか。
(野田さんとかって、物凄く女優殺しだと思うのです…記号化されているというか。それがなくて、ちゃんと生身の役者が演じてるっていう感じなんです)

日本側の兄弟役のふたりがとても良かった。ドラムと太鼓(?)でぶつかり合うところとか。
「春琴」観たくなりましたね(元から観たかったね)。
特に勝村さんはやはり悲劇役者だなあというところ。舞台観て泣くことってないんですが、何度かうるっと来てた(笑)

1幕はう〜んというところだったんですが、2幕で話がどっと動いてからは、まあありきたりな話ではあるけど引き込まれました。
カーテンコールでの勝村さんのサービス精神たるや。見習いたい〜

次は何観られるかな〜と思ってたけど、はえぎわ「ガラパコスパコス」観るんでした。
ままごとの作・演出の柴さんが役者をやるだと…??(この間はピアノ弾いてたしなあ…)